Question
産業用・協働ロボットシステム導入の想定外(失敗)を教えてください。
Answer
協働ロボットシステムを導入する際の大きなメリットの一つに、
リスクアセスメントを行って残留リスクが許容範囲内となった場合に安全柵なしで活用できる点が挙げられると思います。
これは省スペース化を求められるシステム構築においては大きなメリットであり、実際に安全柵なしで活用されているユーザー様も数多くお見えです。
ただこのようなシステムを導入する際に” 安全柵なしでロボットを活用する際の社内規定がない ”ということで、
誰に確認してどう進めればよいのかがわからず、プロジェクトが立ち消えていくというケースがございます。
これが最近よくお伺いするシステム導入の際の想定外です。
ではこういったケースにならないために、まず” 協働ロボットにぶつかったらどの程度の衝撃があるのか ” ” ぶつかってもケガをしない程度の速度とはどの程度のものなのか ”を知ることが重要ではないでしょうか。
それを踏まえてロボットの動作速度の規定を定める、もしくは安全柵がなくとも人にぶつかることがないよう安全装置を組み込むという規定を定める等、
お客様に最適な規定の草案を作ることができ進められるケースが多くあります。
その為には展示会で実際のロボットの動作を見てみるだけではなく、皆様自身がロボットを操作してみることも必要となります。
弊社ではそんな機会を皆様にもって頂くために、UNIVERSALROBOTS製協働ロボットUR5を活用した無料操作講習会を開催しております。
まずはロボットを操作してみたいというお客様はお気軽にお問合せください。