Question
ロボットのティーチングはどのように作成するのでしょうか?
Answer
産業用ロボットのティーチングには大きく2つの方法があります。
1つ目がティーチングペンダント(ロボット操作装置)を用いてロボットを実際に動作させ、ロボットの動きを記録するオンライン・ティーチングです。
2つ目はPCを用いて3Dデータ上でロボットの動作を記録していくオフライン・ティーチングとなります。
ただし、双方のロボットティーチングの記録・操作方法はロボットメーカーや機種により異なってきます。
この2つの方法以外に昨今登場した、新たなティーチング方法として、ダイレクトティーチングという機能が備わったロボットがあります。
ダイレクトティーチングとは、ティーチングペンダントを用いずに人が
直接ロボットを押し・引きして動かす方法で、ロボット操作未経験者でも直感的に使えることが利点となります。
座標による数値プログラミングと比べて多少の誤差はあるものの、
精密な動作を必要としない用途では非常に有効なティーチング手段として徐々に普及している方法です。