2024年06月04日
型式
ファナック ハンドリングロボット  LRmate200iD/R-30iBmateplus
業種
精密鋳造品製造
サービス

・J4軸モーター及びOリング交換

内容

・「 サーボ138 SDAL_アラーム G:1 A:4 」及び「 サーボ072 PMAL_アラーム G:1 A:4 」のアラームが発生しておりました。

完全に停止しておりました。

 

サーボ138はパルスコーダ信号の異常を検出したときに発生するもので、ノイズもしくはパルスコーダ内部回路の故障によるものが想定されます。

 

又、サーボ072はパルスコーダの異常、ノイズによるパルスコーダの誤動作が想定されます。

 

その為、モーター交換を行うことで改善する可能性があり、J4軸のモーター交換を実施致しました。

作業内容

プレス機への搬送工程で使用されている 「 LRmate200iD/R-30iBmateplus 」で異常が発生し、完全停止していました。

 

アラームを確認させて頂くと「 サーボ138 SDAL_アラーム G:1 A:4 」及び「 サーボ072 PMAL_アラーム G:1 A:4 」が発生しており

 

調査を進めるとロボット本体及び制御装置の接地アースがいなかった為、

 

おそらくノイズの影響が考えられますが、モーター交換を行うことで改善の見込みが考えられる為

 

J4軸のモーター交換を実施致しました。

 

その後、経過観察を行いましたが、症状は改善し安定した生産を継続することができております。

 

 

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