Question

協働ロボットと産業用ロボットの違いはなんですか

Answer

協働ロボットと産業用ロボットの大きな違いの1つとして、安全柵が必要か不要かという点が挙げられます。労働安全衛生法により産業用ロボットを使用したティーチング(プログラム作成)を行う際には、労働災害未然防止策の1つとして”柵または囲い”を設け、人が容易にロボットの動作範囲に入ることができないようにしなければなりません。その一方で協働ロボットは、リスクアセスメントを正しく確実に行い、レーザーセンサー等で安全性を向上させ、残留リスクを許容範囲内に収めれば安全柵無しで使用することが可能です。その為、協働ロボットのシステムは省スペースであり、比較的軽量で組み上げることができるので、システム毎移動させることを想定して製作すれば、1つの協働ロボットシステムを様々な工程で使いまわすことができます。しかし協働ロボットは産業用ロボットに比べ、”動作速度が遅いこと”と”可搬重量”が小さいことがデメリットとして挙げられます。このことから、自動化したいシステムによって、産業用ロボット・協働ロボットのどちらが最適かを判断する必要があります。この判断をユーザー様で行うことは困難であるとのお声が多いので、そういった際は弊社のようなロボットシステムインテグレータ(ロボットSier)にお任せください。お客様にあった最適なロボットを選定させて頂きます。ご相談については、下記URLよりお気軽お問い合わせください。

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