Question

ティーチングの工数を削減するには?②

Answer

ティーチングの工数を削減する方法に「オフラインティーチング」という方法が有ります。

この方法はPC上でCADなどが生成した3次元データや、動作をプログラムしたデータをロボットに記憶させティーチングを行う方法です。しかし、実際はアプリを使用しPC上で設備治具データを入れ込む作業があるので「ティーチング」の工数としては増えてしまい、ロボットに直接動作を教える方が早いです。

この「オフラインティーチング」のメリットは、通常システムを立ち上げる場合、機械(電気)設計を行い製作・組付…とシステムが完成しないと「ティーチング」が出来ないのですが、機械設計が完了次第、製作・組付と平行してオフラインティーチングを行いシステム完成後にデータ転送し修正と全体の工程を短くする事が可能です。

メーカ、システムによっては干渉、機械精度等の問題で修正が上手く行かない場合が有るので、ご検討の際は打合せが必要になる場合があります。