修理・メンテナンス
製造業様で活用される産業用ロボットは消耗部品の集合体ですので、メーカーごとに定められている定期的なメンテナンスを行うことで長期間安定して活用することが可能となります。ではどのようなメンテナンスが必要とされるかと申しますと、1.各種バッテリー交換、2.減速機グリス交換、3.ロボット本体のガタの有無確認、4.モーターの外乱値測定等、多岐にわたります。これらを全て自社の保全部門の方が行われているケースも少なくありませんが、作業時間が1台当たり1人で6~8時間程度必要でただでさえお忙しい保全部門の方のスケジュールを圧迫してしまい、
残業時間が増加する等の問題が発生します。
そのようなお悩みにお答えする為、弊社ではファナック製ロボットメンテナンスの代行サービスを行っております。又、ロボット本体のモーター交換等の修理対応も行っておりますので、ファナック製ロボットのアフターサポートでお困りの方はお気軽にお問合せ下さい。
事例1.LRmate200iD 点検及びグリス交換作業
作業詳細内容
・グリス給脂
・鉄粉濃度測定
・外乱値測定
・ロボット本体のガタ確認
・データバックアップ
・制御・本体バッテリー交換
・外観チェック
概要
搬送工程で使用されている「LRMate200iD」3台の点検を実施させていただきました。ロボットの生産稼働率が高いということで毎年点検を実施されている企業様で、産業用機械の「予防保全」を重要視されております。生産稼働率の高いロボットは、特に「予防保全」を目的とした定期的な点検が必要となります。また、「生産が止められない」「代替の為の予備ロボットがない」「ロボット台数が多い」という企業様は、予防保全から得られるメリットが多くあります。予防保全や定期点検について詳しく知りたいという方は、お気軽にご相談ください。
事例2.M-20iB25/R-30iBMate 点検及び消耗部品交換作業
作業内容
・グリス交換
・鉄粉濃度測定
・外乱値測定
・ロボット本体の異音・振動の有無
・データバックアップ
・制御バッテリー交換
・外観チェック
概要
自動車部品の製造をされているお客様先で、工作機械へのワーク投入で使用されているM-20iB25/R-30iBmateの点検を実施しました。設備の関係で、グリス交換時に給油口周りの設備を一部解体させていただきました。お客様の設備によってはメンテナンスに不向きな仕様があり、点検の実施が困難で諦められているお客様もいらっしゃるかと思います。弊社では、今まで様々な設備・ラインに導入されているロボットの点検を実施しております。点検の実施が困難な設備に関しても、弊社で対応させていただけるケースは多い為、メンテナンスについてお困りになられているお客様は、お気軽に弊社までご連絡ください。
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